加工のお話 念珠

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こんにちは。

あっという間に一年が過ぎますね。あと何日かで新年です。びっくりです。


今年を締めくくるのは念珠加工のご紹介です。念珠って何だか気が引きしまる感じがしませんか?

 

では、本題。石の加工は私がしていますが、念珠等組む加工は別の者がしております。roz1.jpg

 

水晶、茶水晶各1本、計2本のネックレスをお預かりしました。
当社では切子玉と呼んでいる、丸いファセットカット玉のグラデーションネックレスです。

このネックレス1本毎から、片手念珠と念珠ブレスレットを1本づつ作りたいという御依頼です。

ネックレスを念珠にリフォームする場合、一番心配なのは穴の太さです。

ネックレスはワイヤーが通っている事が多く、穴の太さは1.0ミリ前後が多いです。
しかし、念珠の場合は1.2ミリ以上ないと紐が通りません。

穴が細い場合は穴を広げる加工をするか、紐以外のテグスやワイヤー等細い物を通します。

穴を太くあけ直すと、加工した穴の中は曇りガラスのように白っぽく濁ります。
不透明石なら内部は分らないのですが、水晶等透明石は曇りがはっきりと見えてしまいます。

今回は幸運にもギリギリ紐が通ました。

ネックレスの中心部分(玉が大きい部分)を念珠に、金具側(玉が小さい部分)を腕輪念珠にします。

 

 

 

念珠加工。roz2.jpg
先ず天玉、親玉、ボサを足し紐を通します。
天玉は少し小さな玉2個、親玉はT字に穴があいた大きい玉、ボサは親玉の下に付くパーツで溝が2本入っています。

今回は2本とも水晶の道具(天、親、ボサ、つゆ等)にしました。
お好みにより同じ種類の石を使ったり、ポイントとして違う種類の石を使ったりします。
当社では各石種道具を取り揃えております。
紐も主玉(メインになる玉)に合わせたり、道具に合わせたり、全く違う色にしたり、いろいろ組み合わせができます。。

房や梵天を付ける部分まで紐を編み込みます。

この編み込み作業は企業秘密なのです!!
専用の編み台があってこれもお見せできません。
加工紹介なのにすみません、、、
編んでいる根元だけ少~しご紹介を。

roz-4n.jpg

思い出してみると、石の加工も機材入り加工中の写真をお見せしていませんでした。
これも多少の企業秘密が有りますが、私が加工しながら写真が取れない為です。

 

さて、途中経過を省き仕上がりです。
今回はかがり梵天を付けました。

 roz8.jpg

房は何種類かあり、糸が集まった昔から良く有る房と、写真のかがり梵天、この2種類が合体した花かがり梵天等あります。

色もいろいろあり、どの房を使うかで印象が違いますね。
使う用途で形、色を選びます。
ちなみに私は、かわいいという理由で赤白や紫の2色かがリ梵天で念珠を作りました。

 

腕輪念珠加工。
天玉、親玉、ボサを足すのは念珠と同じです。
ゴム紐を通し編みます。
ゴムブレスの念珠版ですね。

roz9.jpg

4本仕上がりました。茶水晶の腕輪念珠だけ小さい画像しか残っていませんでした。サイズ間違えて保存しちゃったみたいです、、、
如何ですか?

roz6.jpgroz5.jpgroz7.jpgroz10.gif

使わなくなった御自身のネックレスを使ったり、お母様の形見の真珠のネックレスを念珠に等の御依頼が良く有ります。
リフォームして何時までも使い続けられるのは良いですよね。

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このページは、chisaが2011年12月27日 16:16に書いたブログ記事です。

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