2021年4月アーカイブ

オーバルカボション加工⑤

仕上がりの回です。

ずいぶん長い時間加工していた様な気がしますが、1個石を加工するのには短めの時間です。

サイズ指定や枠合わせの場合、確認作業や慎重作業が増えるのでもっと時間がかかります。

加工数が沢山有れば時間短縮の方法が有るので、1個あたりにかかる時間が減ります。

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さて加工の説明を。

↓山の白っぽい部分が前回#320で削った部分。裾の黒っぽい部分が②で外形を作った時の#600の部分です。

OVカボ5山付1

↓形はほぼ出来ているので山全体を#600の肌になるように研磨。

OVカボ5山付2

彫金もそうですが、同じ事の繰り返しで目を詰めていきます。

多少は形が変わるので修正しながら加工。

↓#600終了。全体が同じ色になりました。

OVカボ5山付3

↓#600のスムージングペーパー。

↑の加工で一見つるっとした山に見えますが、細かい平面の集合なのでエッジが立っています。このエッジをつぶしてつるっとさせます。

IMG_0483.jpeg

↓#600スムージングペーパー終了。半艶出てます。

OVカボ5山付4

↓磨き。アルミナをフェルトに含ませて。

色々な方向から磨いてつや出します。同じ方向だと研磨痕が残ります。

OVカボ5山付6

↓仕上がり。

IMG_0485.jpeg

艶っとしたでしょ。

下地のかけ方が甘いと、反射光がぼこぼこと歪んでしまいます。

↓ちさちゃんが写真を綺麗に撮り直してくれました。追加アップします。

紅完成2

参考までに、今後表面がぼこぼこしたルースを見つけたら一緒に撮ってUPしますね。

という事でオーバルカボション加工全五回終了となります!

長々有難うごさいました!

次回はシリンダーかな。

また宜しくお願い致します。

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 オーバルカボション加工動画⑤:htt//youtu.be/FxJoQN3VX30ps:

こんにちは。

前回の続きオーバルカボション加工④です。

山付けの第一回目です。

撮影しているちさちゃんにブログ用の写真も用意してもらっているのですが、何をやっているのかわからない写真が時々、、、覚えていないです。

動画を見返す勇気?が無いので写真から想像して文章を書きこみます。動画でしゃべっている内容と違っていてもご容赦ください。

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前回はドップを貼り替えました。

↓加工開始。この状態から山付けしていきます。

まずガードルを作ります。

OVカボ4山付2

↑2/3位ガードルが有ります。

↓#180で削り1/3位まで低くしました。山もざっと付けました。

この後#320→#600で加工するので、まだガードルが厚いですがこの位で止めます。

OVカボ4山付3


ガードルは出来るだけ同じ幅の帯状に作ります。

↓#320で加工。

#180ではざっと削っただけなので、ここで形を整えます。

OVカボ4山付4

↓山のRが気に入らない部分を指しています。多分。

IMG_0464 (1).jpeg

↓多分この場所が出っ張っていたのでピンポイントで削っています。

OVカボ4山付4

手の癖や機械の回る方向で削れやすい場所が有ります。あと石の性質でも。

↑で削っている場所は残りやすい(出っ張りやすい)部分です。

気になる部分だけピンポイントに当てて削ります。削りたい場所に上手く当てられるかがが腕の見せ所です。

↓#320終了。

OVカボ4山付6

次回最終回。

#600~磨きまでです。

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今日のライブご覧になった方おりますか?

衝撃の映像が流れました‼

いやぁ、石が飛んで、、、後日回収しておきます。

水の供給が少ないと摩擦が大きくなり持っていかれちゃうことが、そこそこあります。

ダイアモンドディスク加工のように上から水が落ちてくると良いのですが、、、

研磨皿側面を覆っている水色のタライはプラスチック製です。石が飛ぶことを想定し、当たっても割れにくい柔らかい素材を使っています。今回はお空に飛んで、、、

今回は捨てる予定の小さな端材を再利用、何か出来ればいいかな、という感じでドップに貼らずざっくり加工していたのが敗因です。そして動画撮影で集中力が無かった、、(言い訳)

お客様からお預かりする石はちゃんと丁寧に扱っています‼

でも、飛んで無くなるサイズはどうしても有って。ドップに貼っても1㎜位に加工する時は飛んでも良ければ加工します、とお伝えしてからお受けしています。

過去最小加工は1.2㎜の瑪瑙白毫です。

今回もお付き合い有難うございました。ではまた次回。

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オーバルカボション加工④動画:https://youtu.be/bSe-vMbI9ag

こんにちは。

ちょっとだけだったので本日連続投下。オーバルカボション加工③です。

ドップの張替え。

温めて、剥がして、貼り直して、冷ます。

これだけです。

でも、時間はかかります。ほぼ待ち時間。

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↓温めます。

OVカボ

お湯で温める事も有ります。

今回はダイアモンドディスク加工後で、研磨剤等で汚れていないのでラック板にそのままおいて温めます。

↓外れました。

全体が温まればラックが溶けて、ドップが倒れて外れます。

OVカボドップ張替え2

↓ラック溶かします。

直ぐ貼れるように、貼る面(裏面)を上にしておきます。

OVカボ1ドップ貼3

↓センター合わせ。

毎回言います。これ大事ポイント。中心、垂直に。

OVカボドップ張替え4

↓冷めるのをのんびり待ちます。

急冷は厳禁!

OVカボドップ張替え5

冷めるのに時間がかかるのでここで終了です。

次回こそ山付けです。後2回。

ちょびっとな内容にお付き合いいただきありがとうございました。

それでは又。

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あまりにちょびっと加工だったので、ダウンジャケット着たまんまww

オーバルカボション加工③動画:https://youtu.be/bSe-vMbI9ag

こんにちは。

早速ですがオーバルカボション加工②です。

↓まず#320でガードルを整形。

OVカボ2ガードル1

フリーハンドの目測で形を取ります。

↓大体こんな程度で終了。

OVカボ2ガードル2

↓#600で形を決めます。

OVカボ2ガードル4

#600ダイアモンドディスクの次は#600のペーパーなので、この段階でガードルを作り終えます。

ペーパー加工では形がいびつに変形しやすいので、この段階で形を作り終わらないと綺麗に仕上がりません。

目測だけでRのシンメトリーを作るのは苦労します。

目見当で形を作っているので、なんとなくいびつだな、、、なんて事が多々あります。

そんな時には真っ直ぐな棒を目印に、左右の山の形を整えます。

動画でこのあたりの事は説明しているので、見てもらった方が解りやすいです。文章にするのは難しい。

ガードル整形が終わったら面取りします。

エッジ(面と面の境)が垂直→鋭角になればなるほどエッジが欠けます。

ガードルは裏面の対し垂直に作るのでどうしても欠けが出来ます。

(ガードルを鈍角に作ると枠留めの時に爪がかかり難く、鋭角にすると爪留めの圧力で割れやすい。又、山付けの時に少しでも山の付け始めの位置がずれると形が変わってしまいます。)

面取りをしつつガードルを加工すれば欠けないのですが、形が見えにくくなるので私は最後に面取りします。

↓ガードル加工終了。面も取り終えています。

OVカボ2ガードル3

↓裏面加工。

①で#500まで加工したので今回は#1000。アレキサンで加工。

アレキ加工と呼んでいます。

OVカボ2裏アレキ

↓磨き。アルミナ。

OVカボ2磨き

↓終了。(ボケボケで分かりずらいですが)艶々です。

OVカボ2裏仕上

以上、オーバルカボションの裏面とガードルの加工でした。

次回はドップを貼り替え表の山付けです。

次回も宜しくお願いします。

では‼

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オーバルカボション加工②動画:https://youtu.be/WRWI_F_JSTc

こんにちは。

またまた、気付いたら前回と間が開いていました。大急ぎで更新せねば!

という事で、本日はオーバルカボション加工①の回です。

加工業務の中で一番多いのがこの加工です。一番売れるんでしょうが何故でしょうね?

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カボションはR(カーブ)の取り方が色々です(形が色々)。Rの部分を肩と呼んでいまして、角に近いほど肩が張っていると呼んでいます。

ガードル形状や山の付け方で、肩が張った形とか、肩が張った山とか言います。

ガードルは、オーバルもペアシェイプも作り手の好みの形状が反映されやすいです。

山は作り手の好みと、石の性質で形が変わります。

枠ありきで石を探すなら、爪留め枠だと多少サイズが違っていても止められるのですが、覆輪枠だとジャストサイズでないと綺麗に見えません。

小さい場合は接着でなんとなくごまかす事も有りますが、肩のRが有っていないと入らない場合が有ります。

大きければもちろん入りません。

ネットでお買い物する場合は、サイズ表記だけで購入してしまうと枠に入らない、なんて事が起こりますね。

さて、ようやく加工です。

山梨と京都とか局所的かも知れませんが、透明感の有るインクルージョンやクラックが少ない石を紅水晶と言います。ハイグレードな石。

これに比べ、白濁し全面にインクルージョンやクラックが入っている石をローズクォーツと呼んでいます。

↓これは紅水晶の原石。

OVカボ1原石

オーバルが取りやすい形状なので切断せずに削ります。

↓山側と底面側を決めグラインダーで大体の形にします。

OVカボ1グラインダー

↓底面を整えます。

今回は平で仕上げるので、平面皿で加工。#500。

OVカボ1粗磨終

OVカボ1底面#500

↓#500終了。

メッシュが細かくなったので、上の写真より少し白っぽい感じが無くなりました。

OVカボ1底磨終

ガードルを加工する時にエッジが欠けるので磨きはガードル整形後にします。

艶が有る方がカケが大きくなりやすいです。凹凸が無くなる分ペリッと大きく持ってかれやすいのかな。

↓ガードルを整えるのでドップに貼ります。

まずラック板で加熱。

OVカボ1ドップ貼1

↓石を温めつつ、ラックを溶かす。

OVカボ1ドップ貼2

↓ドップ貼りと位置決め。

重要な場所決め。底面に垂直平行、中心合わせ。

ラックが固まる前に位置を決めます。

温め過ぎるとなかなかラックが固まらず、ドップを持ち上げた時に石が落ちたり、冷却中にズレたりしてしまいます。

ライブ中も熱くて何回か落としていますww

OVカボ1ドップ貼3

↓冷却中

OVカボ1ドップ貼4

急冷や熱いままだと石にクラックが入ったり、ドップが剥がれるので常温で冷めるのを待ちます。

沢山加工する時は、初めにドップに貼った石が終わりころに冷めるので、冷めた物から加工します。

今回は1個だけなので冷めるのを待つために、ここで一旦終了です。

次は②ガードル加工と底面の磨きです。

オーバルカボションは全5回。③~⑤で山付けですね。

それでは次回も宜しくお願い致します。

お付き合い有難うございました。

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加工動画:https://youtu.be/OZRc2JPp9C8

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